電卓があるから必要ない？筆算ができなくなる？そろばん歴17年の私が語る｜そろばんのメリット・デメリット

そろばん歴17年、５歳の頃からそろばんを始めて、段位を取得した私が実際に感じたメリットとデメリットを書いていきます！

また、よくある疑問、電卓があるから学ぶ必要がないのか、持論を書いていきます。

電卓があるからそろばんはやる意味がない？

17年間そろばんを続けて、電卓があってもそろばんはやる価値が大いにあると思っています。

その理由は、電卓が使えない場面が多いからです。

テストの時はもちろん使えませんし、買い物をしている時もわざわざスマホを取り出して電卓を使うのは難儀です。

また、電卓を使うと一瞬で計算できて、その時はいいかもしれませんが成長がありません。

そろばんを学んで暗算を日常でするようになると、脳を鍛えられるので成長します。

この記事でメリットを詳しく書いていくので、読んでもらえたらきっともっとそろばんを学ぶことが必要！と感じると思います。

そろばんを17年間続けて実感している効果６つ

そろばんをやっててよかった！と思うことは今までの日常生活でたくさんあります。

１つ１つ紹介していきます！

メリット①計算が早くなり暗算ができる

こんな時、電卓を使わずに計算できます。

そろばんを始めて2年ほどで、頭でそろばんのたまを思い浮かべて暗算ができるようになりました。

最初は、2ケタの暗算が精いっぱいでした。

子供の頃は駄菓子の合計金額を計算して、ピッタリになると嬉しかったです。

今では3ケタ4ケタの計算も楽々できます！

スーパーで買い物をする時、洋服を買う時、電卓を使わずに計算できるのは便利です。

メリット②記憶力が良くなる

こんなことがあったら、焦りますよね。

特にお仕事の場面だと、忘れてしまうのはよくないことです。

そろばんをしていると、暗算でたまを思い浮かべて覚えながら計算するので、記憶力も鍛えられます。

そのおかげで、会った人の名前は忘れない！！

家族や友人との会話も、よく覚えられています。

学習の場面でも、学生の頃は暗記科目が得意で、よく100点をとっていました。

今でも社会科の用語はよく覚えています。

メリット③集中力がつく

こう聞かれることがある方は、そろばんで集中力を高めることをオススメします。

検定の練習では珠算は7分間、暗算は3分間時間を計って計算するので集中力が身に付く！

人の話を聞く時、読書する時、集中できるのはそろばんをやってきたおかげです。

最近、手芸の趣味も始めて集中して作業できるので、そろばんをやっててよかった！と感じました。

勉強だけじゃなく、ドラマやアニメを観る、ゲームをするなど娯楽のときにも集中力は必要ですよね。

新しい趣味、娯楽にも活用できます。

メリット④頭の回転が早くなる

会話をするときにこのことを実感します。

相手の話の言いたいことをよく理解でき、要するにこういうこと？と考えられます。

前述したメリットは会話の場面で、相手の話を集中して聞けて、要点を早く掴めて記憶力がいいので忘れない。

という良いこと尽くめです。

メリット⑤学校の勉強が得意に楽しくなる

数学の授業では、内容が分かってテストでも良い点数が取れて楽しかったです。

集中力がつくので集中して授業が聞けて、記憶力の良くなるので忘れない。

暗記科目でも、得意！楽しい！と感じられました。

受験ではテストの制限時間があるので、スピード勝負です。

暗算が速くて正確だと、数学でとっても有利になります。

数学のテストで全問解いて終わって、見直しできる時間がたくさんある！というくらい速く解けました。

メリット⑥手先が器用になる

そろばんは細かい動きをするので手先が器用になりました。

家庭科の授業のさいほうでは、課題の縫い物を楽々完成できて嬉しかったです。

そして、何より、楽しい。

今でも、趣味でさいほうをするのですが、得意なので楽しいです。

また、ビーズ手芸などを最近始めたのですが、細かい作業が得意で楽しく感じます。

そろばんをするデメリット

今までメリットをお伝えしましたが、デメリットはあるのでしょうか

筆算ができなくなる

よく言われているそろばんのデメリットです。

私は小学校の頃は算数で筆算や途中式を書かずに計算していたので、よく先生に注意されました。

しかし、逆にいうと筆算ができないのではなくて筆算が必要ないということもできます。

筆算は紙と鉛筆がないとできないですが、そろばんをして暗算ができるようになると紙も鉛筆もなくても計算できます。

それに、そろばんができる方ならやろうと思えば簡単に筆算は習得できるので、気にすることはないと思います。

字が汚くなる

そろばんのテストはスピード勝負です。

例を挙げると、段位の暗算は3分間で14〜38問の計算をしなければなりません。

答えを書く時間も惜しいくらいです。なので、速く書くために字が汚くなります。

ですが、汚すぎて読めないと減点になるので先生から「もっときれいに書いて！」と注意されることもしばしば・・・

速くきれいに書くことを意識します。

普段の字は習字を習っている方よりかはきれいには書けませんが、問題なく読めるくらいです。

大人になってからペン習字を始めて、新しい趣味にもなったので、デメリットとはあまり感じません。

子供だけでなく大人にもそろばんがオススメな理由

そろばんといえば子供の習い事のイメージが強いですが、大人の方にもオススメです！

その理由を書いていきます。

理由①仕事の場面で役立つ

前述の実感している効果でもお話ししたように人の名前や顔が覚えられて、

会話でも集中して聞けて要点がわかってしかも忘れないというのは、社会人としてその能力があったら嬉しいですよね。

実際私も社会人になって役立った経験がたくさんあります。

パン屋さんで働いていた時は、同僚の名前やお客さんの顔をすぐに覚えられました。

記憶力が鍛えられているので、レシピの手順や分量も暗記できます。

グラム数の計算も暗算で楽々できます。

このように、そろばんとパン屋さんという一見関係なさそうですが、役立つことがたくさんありました。

理由②趣味になる

計算が得意になると楽しい！と感じられるようになります。

読書や映画鑑賞などの趣味と同じように楽しいと私は感じられるので趣味にそろばんはおすすめです。

大人になった今でも、問題集を買って練習するのが日課になっています。

答え付きの問題集が販売されているので、それを使って自分で答え合わせして、良い点数がとれたら嬉しさもあります。

理由③お年寄りの方の脳トレになる

そろばんは頭を使って指も使うのでお年寄りの方の脳トレにもおすすめです。

脳の活性化にもなって計算もできるようになるので喜びにつながると思います。

私の祖母もそろばんを日頃からやっているのですが、とても楽しそうです。

脳を鍛えられて趣味にもなるので、イキイキしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

筆算ができない、ということは、やる必要がないということ
やろうと思えば簡単にできる

電卓があってもそろばんを学ぶ意味があること、わかっていただけたでしょうか。

そろばんは日常生活を便利にし、楽しく学べるので最高の趣味にもなります。

そろばん、始めてみませんか？

最後まで読んでくださりありがとうございます。